ちりめん山椒の始まりは京都から

ちりめん山椒の始まりは京都から

京都の上七軒という所を知っていますか?花街であり、今でも舞妓さん達の踊りの練習場があることで有名です。

最近某映画にも出てきましたね。

この地は近くに北野天満宮という神社がありますが、昔豊臣秀吉が北野の地で茶会を開いた際、お茶屋さんが団子などを献上しました。

その時7件の茶房があったことから上七軒といわれるようになったそうですが、ちりめん山椒はその地の料理人が今からおよそ50年余り前に作ったのが始まりと言われています。

西陣織などの店も近くにある上七軒のこの店はちりめん山椒を売り物としてではなく、知り合いに手土産として配ったものが評判になって今では京都のお土産の定番とまでなりました。

単なる手土産がなぜ有名になったのか不思議ですね。

これにはその料理人の家族が主人が病気になり、その為にちりめん山椒を売り始めたといういきさつがあります。

しかし、全国に知れ渡ったのは東京で類似品を売る所があり、発祥はどこだろうとのことでこの店が話題になり、有名になったということです。

なぜ京都からなのでしょう

京都の中心部は海からほど遠い地です。

ちりめんはそんな京都では貴重な海産物だったでしょう。

ですから、新鮮なものをいかに日持ちを良くして食するかとなった時にちりめんの佃煮は最高のおかずになったようです。

そこに京都北部の大原でよく採れる山椒を合わせて炊いたちりめん山椒はまさに京都のおばんざいといえるでしょう。

京都にはこのような家庭の味を味わえるおばんざいの店が多くあります。

そのどのお店に行っても、山椒ちりめんはちょこんと置いてあります。

炊きたてのご飯に良く合って、食が進む一品です。

京都のグルメはたくさんありますが、おばんざいが有名な土地は京都だけでしょう。

だからこそ家庭の味であるちりめん山椒が皆に親しまれているのかもしれません。

お茶漬けは別な逸話で有名な京都ですが、そのお茶漬けでも重宝されていますし、専門店にも置いてあります。
ちりめん山椒はたくさんの種類があります。

お土産としては真空パックでよく売っていますから、出来たてを食べたいならこういった専門店に行ってみたらいいですね。